更新日:2026年9月20日
この記事では、私自身の経験から、大損につながりやすかった5つの原因をご紹介します。
ロスカットの遅れ、ロスカットラインの変更、ナンピン、損失を取り返そうとする行動など、実際に経験した失敗と改善策をまとめています。
大きな損失が発生する時は、複数のミスが重なっています。
一つのミスだけであれば、まだ傷は浅くなりますが、
2つ、3つとミスが重なってしまうと、損失が急激に大きくなります。
ここからは私が実際に経験した実例を紹介します。
① ロスカットのルールがない
トレードを始めた頃は、どこでロスカットをするのか明確な基準がなく、なんとなく戻してくると思うという根拠のない理由でポジションを持ち続けてしまいます。
その結果、損失が拡大し、耐えきれなくなったところでロスカットをすることになります。
ロスカットのルールを作り、そのルールを守ることで損失を少なく抑えることができます。
② ロスカットが遅れてしまった
結論
ロスカットラインに近づいた時点で準備をしておき、ワンクリックで注文できるようにしておくことが重要です。
個人的な経験になりますが、ロスカットのタイミングが遅れると損失が拡大します。
改善策としては、決めたロスカットラインに近づいてきた時点で準備をしておき、ワンクリックで注文を出せるようにしておく必要があります。
例えば、あらかじめ株数を入力しておき、ロスカット価格を押せばすぐに実行できるように準備を整えておきます。
なぜかというと、節目を割ったところなどは多くの人が注目しており、下げが加速する場面だからです。
③ ロスカットラインを変更する
結論
ロスカットの優位性を根拠を持って確認しておくことで、決めたロスカットラインを守りやすくなります。
ロスカットルールを決めたのに、ロスカットラインをずらして、決めた損失幅よりも大きく損失幅を取ってしまう。
これは初心者の頃に経験しました。決めたロスカットに納得がいってない、または損をしたくないという気持ちから、この行動が出てきてしまいます。
改善策としては、しっかりとロスカットの優位性を確認する必要があります。
ここでロスカットすると得という風に根拠があると、決めたロスカットのところでロスカットしやすくなってきます。
④ ナンピンをして失敗した
ナンピンとは、価格が下落した時に買い増しを行い、平均取得単価を下げる方法です。
根拠がないのに「上がるであろう」という見込みでさらに買い増してしまい、損が拡大したりしたことがあります。
平均単価を下げるので、少し戻っただけで利益になったりトントンで逃げることができるため、成功はしやすい傾向があります。
結局、ナンピンはせずに、間違った時には素直にロスカットをするというルールに変更しました。
⑤ 損失を取り返そうとした
トレードで損失が出ると、すぐに取り返したくなることがあります。
しかし、そのような状態で売買すると冷静な判断ができず、さらに損失が大きくなることがあります。
私自身、この悪循環を経験したため、現在は「損失を取り返そうとしない」というルールに変更しています。
例えば、デイトレで大きな損失を出してしまったときでも、その日のうちに取り返そうとするのではなく、2日、3日かけて取り返すような気持ちでいる方が、気分も楽になります。
トレードでは、
- エントリー
- 利益確定
- ロスカット
をルール通りに行うことが重要です。
損失を取り返そうとするのではなく、決めたルールを守ることを優先しましょう。
長期的には、その積み重ねが安定したトレードにつながります。
大損の原因
- ロスカットのタイミングが遅れてしまった
- ナンピンをして失敗した
上記のように、複数の失敗が重なると、大きな損失につながります。
一つの失敗だけであれば、致命的な損失にはならないかもしれません。
しかし、失敗が2つ以上重なると、大損をする可能性が高くなります。
間違ったトレードが重なることを避けるためには、ロスカットルールを作ることが重要です。
相場で一番重要なのは生き残ること
相場で一番重要なことは、まず生き残ることです。
長く相場を続けていれば、知識と経験が身についてきます。トレード技術も少しずつ積み上がっていきます。
そのため、まずは退場しないことが重要です。
退場してしまっては、今まで積み上げてきた経験や知識が全て無駄になってしまいます。
私は、経験値や知識を積み上げ続けることを最も重要なことだと考えています。
そして、その次に重要なのが、大損をしないことです。
利益を増やすことよりも、大損をしないことの方が重要です。
大損をして資金を大幅に減らしてしまうと、取り返すまでに長い時間がかかります。
また、メンタルにも大きなダメージを受けるため、回復するまで相場を休まなければならないこともあります。
大きな損失は、一つの失敗ではなく、複数のミスが重なることで発生しやすくなります。
そのため、ロスカットのルールを作り、決めたルールを守ることが重要です。
利益を増やすことよりも、まず大損を避けて相場に生き残ること。私はこれをトレードで最も重要なことの一つだと考えています。
よくあるご質問
Q:現在は、どのような基準でロスカットしていますか?
A:現在は、エントリーした根拠が崩れた時点でロスカットしています。
今は決算書などの情報をもとに株価の方向性を判断しており、決算内容から今後の業績などが改善すると見込んで買った場合でも、その根拠が崩れたと判断した時点でロスカットします。
Q:決めたところでロスカットした方がよいと考える理由は何ですか?
A:過去のロスカット事例を集めて、その後の株価の動きを確認しています。
私が検証したデータでは、ロスカットした後に上昇するケースより、そのまま下落するケースの方が多い傾向がありました。
そのため、根拠が崩れた時点でロスカットした方がよいと判断しています。
Q:大きな損失を出した後に、取り返そうとして失敗した経験はありますか?
A:大きな損失を出した直後に、その損失を取り返そうとしてトレードを続け、さらに損失を増やした経験があります。
そのため現在は、損失をすぐに取り返そうとするのではなく、過去の検証で優位性を確認できるトレードルールを作り、そのルールに従うことを重視しています。
Q:相場で「生き残ること」が重要だと考えるのはなぜですか?
A:大きな損失で相場から退場してしまえば、それまで積み上げてきた経験や知識を活かすことができなくなってしまうからです。
また、相場に参加できなくなるほど資金を減らしたり、精神的に大きなダメージを受けたりすると、その後のトレードにも影響します。
そのため、利益を増やすことだけではなく、致命的な損失を避けて相場に残り続けることを重視しています。
